デスクワークのために常備しているおやつ。普段は、市販のものを買って持ち歩いているのですが外出制限で時間があるので、久しぶりにお家で作ってみることにしました。今回紹介する商品は、チョコチップ入りフォンダンショコラを作れる市販ミックスです。
商品紹介
Bio c’ Bon(ビオセボン)さんで、約3€(約360円)で購入しました。パスタや米から海藻まで取り扱っている「PRIMéAL」さんが製造している商品です。
内容量300gで、中にはチョコチップが含まれています。ミックス粉は100%植物性物質から作られている所が特徴です。開けた瞬間、ビターチョコレートの香りがすぐに鼻に入ってきました。
原材料は、粉末ココア(きび砂糖、カカオ32%)、きび砂糖、小麦粉T65*、コーンスターチ、チョコチップ・ブラック(カカオペースト、きび砂糖、カカオバター、乳化剤:ひまわりレシチン*、バニラエッセンス(自然由来))、膨張剤(コーンスターチ、酒石酸水素カリウム*、炭酸水素ナトリウム)、食塩
青マーカーで引かれている材料は、有機栽培で作られたものです。
原材料の一部にナッツが含まれている可能性があります。
*小麦粉T65・・・ミネラル0.65%の小麦粉(フランスの小麦粉は細かくタイプが分かれています。楊夫人さんがサイトで詳しく説明しているのでもっと知りたい方は参考にしてみてください。「フランスの小麦粉の種類と選び方!パン作りや料理に使うのはどれ?」
*ひまわりレシチン・・・レシチンは水と油を混ぜ合わせる乳化作用を持つ成分です。2014年より指定添加物に追加されました。
レシチンは、コレステロールを血中から排泄しやすくする作用を持ってるわ。血流が良くなれば栄養素が行き渡って、お肌の活性化や美肌効果を期待できるわね!大豆成分フリー、非遺伝子組み換えのものを見つけたので気になる方はチェックしてみて♪
「ヒマワリレシチン リキッド 16oz(473 ml) [海外直送品]」
*酒石酸水素カリウム・・・クリームターターと呼ばれ、ベーキングパウダーに添加されたりメレンゲを作る際に泡の安定性を保つために使われます。
レシピはこちら
包装には、牛乳は植物性ミルクでも、バターはマーガリンでもよいと書かれています。
作ってみた感想
作りたてを食べてみると、しっとりふわふわとしていました。チョコをふんだんに使っているので、私には少し甘すぎるかなと感じました。ビターチョコしか食べないフランス人ルームメイトは丁度いい味と絶賛していたので、やっぱりフランス人向けの商品だなと感じました。翌日、再度食べてみると、チョコチップの食感を感じたので1日寝かせて召し上がることをおすすめします。
〈作っている時に気がついたこと〉
- 電動ミキサーを使うのは、粉が液体と完全に混ざった後にしましょう。当たり前ですが、飛び散ります。(やらかしました)
- 焼いてる時の焦げについて、中に火が通る前に表面に焼き目がつきます。生地が茶色なので外から見ていると判断しにくく気がついたら黒くなってしまわぬようチェックして下さい。私は表面の焼き色が濃くなったにもかかわらず、中が全然固まっていなかったので、別の大きく深みのあるケーキ型を上からかぶせました。
市販ケーキミックス粉のメリット&デメリット
メリット
- 準備材料が少ない&自分で選べる
粉が100%植物性なので、牛乳をサラダ油やオリーブオイルに、牛乳を豆乳やアーモンドミルクに替えれば
ベジタリアンの方やアレルギーをお持ちの方でも食べられます。 - 難しい工程が無いので小学生でも作れる
粉を思っ切り混ぜても膨らむので、焼く工程だけ手伝ってあげれば子供でも簡単に作れます。
デメリット
- 高カロリー
粉だけで1188kcalなので、他の材料と合わせると1ホール約2200kcalになります。8等分すると、一切れ275kcalです。一般的に販売されているガトーショコラもこの位のカロリーですが、オーガニックもそうでなくてもカロリーの概念は一緒です。体に良いからと食べ過ぎないよう注意が必要です。 - チョコチップが偏る
重さのあるチョコチップは底面に沈みます。既に生地に混ざっているので面倒ですが、沈むのを防ぐには、半分取り出し、焼き上がりに表面に加える必要があります。
日本で買えるオーガニックのケーキミックス
日本でも買えるか大手通販サイトAmazonと楽天で探しましたが見つかりませんでした。パンケーキの粉は、国内国外問わず発売されていますが、ケーキミックス は現段階で未販売のようです。使われている材料を見ると、日本国内でも手に入りそうな物が多いので製造は難しく無いと思うのですが存在しないとは意外でした。
Bio c’ Bon ビオセボン について
東京、横浜にお住みの方は耳にした事があるかもしれません。2016年に日本に店舗を出して以来、メキメキと成長しているこちらの会社は全て有機栽培の商品を取り扱うフランスのスーパーです。現在は、東京と横浜に計14店舗構え、日本の商品も数多く取り揃えているようです。ナッツや穀物だけでなく野菜類も量り売りで購入可能なので、必要な分だけ買える点が便利です。フランスは量り売りが基本なのですが、一人暮らしだと節約もできる上、持ち運びも少量で楽なので画期的な導入だなと感じました。乗り換えが便利な池袋の東武百貨店地下2階にもあるみたいですね!
まとめ
今回紹介した商品は、Bio c’ Bon(ビオセボン)さんで購入したPriméalさんのケーキミックスでした。日本でもオーガニックの市販ミックスが手頃な価格で購入できる日が来ると嬉しいです。
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