フランスでコーヒーゼリーを作る

フランスで手作りコーヒーゼリー BIO お菓子

スペイン在住Crisatlさんのチャンネルでコーヒーゼリーを紹介していて食べたくなったので同居人に頼んでゼラチンを買ってきてもらいました。

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フィリップ氏(オーガニックスーパー愛好者)

スーパー行くけどなんかいる?

フランスのゼリー事情

フランスでは、たらみのごろっとミックスのようなゼリーは基本的に置いていません。あっても、米国のJell-O*1みたいなゼリーですが手作り用の粉はあっても既に出来上がっている冷蔵品は滅多に見ません。

私

アジアスーパーで働いている時に、日本のゼリーが大量に余っていたのを思い出しました。これについてフランス人の同僚が『こういうのはフランスにもあって(=ジュレ*2)味の想像がつくからフランス人買わないんだよね。』と一言。確かにフランス人の大好きな抹茶味ですらゼリーになると売れてなかったなぁ…。一方で、こんにゃくゼリーはかなり人気があり入荷と同時にすぐ売り切れていましたよ。

*1 Jello-Oは、米国の人気なゼリーミックスの素です。詳しくは、和ごころLAさんのブログ『アメリカのお菓子!JELL-Oジェロ(箱入りゼリーの素に挑戦。人気の大人の食べ方、子供の食べ方。』に書かれております。

*2 ジュレは、果肉のないジャムのことです。果肉や果物のペーストから作るジャムに対し、ジュレは果汁や果汁エッセンスを作って作ります。果汁できたジュレは、ジャムコーナーで売られていますが確かに材料はゼリーと同じと言えますね。

ゼラチンより定着しているもの

こんにゃくゼリーの独特な食感は日本人もハマる魅力ですが、それ以外に、こんにゃくゼリーが植物由来の原材料からできているという点が多くのフランス人を惹きつけているのでしょう。菜食主義者をはじめ、豚を汚れとするイスラム教徒や不浄な動物として扱うユダヤ教徒は通常の豚の皮や骨からできたゼラチンは食べません。よって、こうした民族の多いフランスでは、ゼラチンより海藻由来のアガーの方が凝固剤として認識されているのだと考えられます。

ゼラチンを観察

La Vie Claireのオリジナル商品です。ペパーミントが綺麗な包装に包まれています。

6枚(11g)入っています。

豚由来のゼラチンで、開封から2ヶ月保存可能です。後ろの商品説明には500mlの液に対して3枚を推奨しています。

2種のゼリーを作った感想

この商品を使って、作りたかったコーヒーゼリーを作りました。そして、写真右は、チャイティーのゼリーです。正確にいうと、チャイにカカオが混ざった味です。チャイでもココアでもない味が意外と美味しくて、いつしかお気に入りの紅茶になりました。さて、レシピは単純に板ゼラチン、コーヒー、紅茶、砂糖を混ぜたものなので今回は省きます。

トッピングに、コーヒーゼリーには牛乳ゼリーを、チャイゼリーには生クリームを加えました。同じ分量の液とゼラチンを混ぜたはずが、チャイの方は固まらず後から1枚付け足しました。食べた感想ですが、とりわけ日本の板ゼラチンと変わりません。

フィリップ氏
フィリップ氏

カフェオレにしたらもっと美味しいと思う。知らんけど。

フィリップ氏は、ゼリー制作中からババロアの美味しさについて語っていたのでミルク感があったほうが良いと思ったようです。

カカオ入りチャイティーはETHIQUABLEというフランスのオーガニック商品を取り扱う企業が作っている製品です。比較的良心的な価格設定で販売されていてMonoprixモノプリやFranprixフランプリで購入できます。

まとめ

今回は、オーガニックのゼラチンについて紹介しました。少しでも体にクリアなもの又は、環境に良いものをと考えている方は、値段も一般と変わらないオーガニックのゼラチンもあるので試してみてはいかがでしょうか?

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