ハーブ&マスタードを使う「南仏のトマトタルト」

エルブドプロバンスのレシピ

エルブ・ド・プロヴァンスとは?

プロヴァンスで採れるハーブを組み合わせたミックスハーブのことです。
古代、香辛料貿易によってエジプトからマルセイユにハーブが伝わりました。
以来、地域一帯で栽培が行われ、医療や料理に欠かせない「重要なもの」となって地域に根付いていきます。
今日では、ブイヤベース、アイオリ、パスティスと並び、プロヴァンスを象徴する味となりました。

私

一般的に、

  • 魚や肉の香りづけ
  • シチューにコクを出す
  • オイルに混ぜて料理に風味づけ

などの用途で使われます。

どんなハーブが入っているの?

タイム、タイムセルフィーユ、マジョラム(シソ科)、オレガノローズマリーバジル、チャービル、エストラゴン、ラベージ(セリ科)、セイボリー、セージ、月桂樹、フェンネルなど
※商品によってハーブの有無は異なる事もあります。

実は、日本でも手に入るハーブで構成されているのでご家庭で配合することもできます。

☞フランスの国立原産地品質研究所(INAO)が推奨しているベストなバランスはこちらです。

  • ローズマリー 26%
  • セイボリー 26%
  • タイム 26%
  • オレガノ 19%
  • バジル 3%

レシピ「トマトのタルト」

市販のタルト生地を使えば、あっという間にできてしまうタルトです。冷めても美味しいので、天気の良い日にピクニックに持っていったり、サッと作って、アペロ(食前酒を楽しむ時間)のおつまみにピッタリなお料理です。今回使用した、タルト生地より食感がサクッとしているブリゼ生地のレシピも下に掲載しております。

【材料】
  • タルト生地
  • ミニトマト 400g
  • 玉ねぎ 1/4
  • にんにく 1片
  • ハーブ ひとつまみ(要調整)
  • 塩胡椒
  • マスタード 大さじ1
  • オリーブオイル 大さじ1

ブリゼ生地

  • 薄力粉 200g
  • バター 100g
  • 卵 1個
  • 塩 小さじ1
  • 砂糖 ひとつまみ
【下準備】
  • オーブンを170度に予熱する
【作り方】
  1. トマトを半分〜1/3の大きさにスライスする
  2. 玉ねぎとにんにくを微塵切りにして、1とハーブ、塩胡椒と混ぜ合わせる
  3. タルト生地の底にマスタードを塗り、2を並べてオリーブオイルをかける
  4. 3をオーブンに入れて30分焼く

【ブリゼ生地の作り方】

  1. 薄力粉をふるいにかけ、塩と砂糖と混ぜ合わせて冷蔵庫で冷やす
  2. バターを1cm角に切り冷蔵庫に入れておく
  3. フードプロセッサーで1と2をサラサラになるまで撹拌する(粉チーズのような)
    ボールに移し、真ん中に窪みを作ってから冷蔵庫で冷やす
  4. 別の容器で卵を混ぜ、3の窪みに卵を注ぎ入れて生地をひとまとめにする
    生地は、丸めて半日以上冷蔵庫で寝かせる
  5. 生地を冷蔵庫から出し、常温で30分ほど置く
    オーブンを170度に予熱する
  6. 生地を3mm厚さに均等に伸ばし、型に入れて底にフォークで穴をあける
    生地の表面にクッキングシートを敷き、重石(お米など)を乗せて20分焼く
  7. 重石を取り、再度20分焼く
  8. 卵黄と少量の水を加えたものを刷毛で塗り(底、縁、側面など細部もしっかり)、再度170度で2〜30分きつね色になるまで焼く

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ここが好き

タイム、ローズマリー、セージ、フェンネルが入っています。
甘みと苦味が特徴的なフェンネル魚の臭み消しに使われることが多く、
一方で、爽やかな香りを放つセージ肉料理や乳製品に適しています。

私

私はここに、オレガノバジルを加えて料理に使っております。

まとめ

いかがでしたでしょうか?ハーブとマスタードの爽やかなお味とトマトの甘みが合わさった絶妙な美味しさが魅力的ですよね!生地をタルトやブリゼ、パイ生地などに変えると印象がまた変わって面白いのでぜひ試してみてください。本日もお読みいただき、ありがとうございました。

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